飲食業

2022.07.15

日本フードアドバイザー協会発信! 飲食店販売促進のポイント!(その3)

 コロナ禍で外食の機会が減ったとはいえ、テレビや雑誌ではまだ、特色ある飲食店が取り上げられることも多いですよね。
「うちの店も、有名なメディアに出たら何か変わるかなあ…」
 …なんて思われた方へ。
 今回は、マスメディアを使った宣伝について、お話しします!

 

実際効果的なのか?


初めてマスメディアで紹介された飲食店の経営者は、一様に、その効果の大きさと即効性に驚かれるようです。
たとえば、テイクアウト食品を取り扱うとある飲食店では、テレビ番組内で3分の露出があった結果…オンエア直後の日の売上はいつもの4倍、その月は過去最高益となったとか。
もちろん、店舗と商品の魅力が詳しく紹介され、スタジオ実食で絶賛を受けたから、というのはあります。ですが、マスメディアというだけあり、多くの人の目に触れる=注目度が一気に跳ね上がる、というのは間違いないでしょう。

 

効果の大きさの理由


原因のひとつに、「受け手は紹介される=評価されている店の情報ととらえる傾向がある」、というところがあります。

CMや広告記事は、わかりやすく「企業の宣伝」です。企業側が広告料を支払い、企画を持ち込み、問題がなければ掲載あるいは放送されます。そのため、自社の持てる枠がはっきりしており、その中では他と情報が競合しないというメリットと、あくまで「宣伝」というくくりで見られるため注目されづらいというデメリットがあります。

しかし、テレビ番組や雑誌の枠内で取り扱われると、「宣伝」ではなく「その店に対する高い評価」として受け止められます。簡単に言えば、「こうして取り上げられるのだから、良い店なのだろう」という心理です。

 

取り上げてもらうには?


有名店や大規模店でないと望みがない、というわけではありません。
ですが、先方に知ってもらうために動く、つまり売り込みをする必要があります。
店を取り上げてほしい情報誌や番組に、お店の写真、お店の名前や連絡先、看板メニューなどの特色の説明、そして食事券を添えて招待状を送る、という方法があります。招待状の形にするのは、取材の下見にという暗黙の了解があるからです。
宛名には番組名や雑誌名と、コーナー名等を明記しましょう。
うまく興味を持ってもらえれば、紹介してもらえる可能性が出て来ます。一度紹介されるとそれが呼び水となり、取材が他からも舞い込むかもしれません。
より成功率を上げたいなら、そういったPRを手掛けている会社に依頼する、などの手段もあるようです。

 

日本フードアドバイザー協会


 以上、日本フードアドバイザー協会の『飲食店 奇跡を起こす!レター!!』より抜粋、一部編集しました。
 日本フードアドバイザー協会とは、日本唯一の飲食ビジネス支援プラットフォームとして活動する団体で、税理士法人スマッシュ経営もその一員です。
 今回抜粋したものの全文については、添付PDFからご覧いただけます。
 また、税理士法人スマッシュ経営第3課こと、飲食店専門課のHPはこちらです。
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添付:
 奇跡を起こす!レター!!2022年6月号

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