地大物博 ディーターウーボオ

この四字成語は中国を表す言葉として中国人もよく口にしますし、日本でも使われています。日本語では「ち(じ)だいぶっぱく」と読むようですが、不思議な事にこの読みでは広辞苑や大辞泉には載っていません。してみると、この言葉はまだ日本語としては認知されていないようです。

大事なことを忘れていました。意味は「土地が広くて物産が豊富である」ということです。確かに中国(チベット等を含む)の面積は日本の25倍強ですから大きな国です。

しかし産物が豊かであるかどうかは、大きな疑問があります。

ニュースとなった「レアアース」のようなものは、今のところ、中国が命運を握っているかもしれませんが、耕地面積は世界の10%弱で、人口は世界の20%ですので、例の一人っ子政策で人口増加を抑制しています。

それから「湯水のように使う」という言葉を持つ日本人からは、想像がつかないことですが、中国の水不足は大変に深刻です。かつて何度も氾濫を起こした黄河は、今では見る影もない水量です。

このように食料以外にも足りないものが、数多くあるので、中国は「地大物博」ではなく、同音の「地大物薄」と自嘲する中国人もいます。

そして所得水準にしても、日本に遊びに来て「爆買い」をする中国人も沢山いますが、飛行機に乗ったこともない人も、おそらく日本の総人口以上いるでしょう。だから中国人全部の生活水準が日本人のそれに達するのが、何時になるのかは、中国人自身も解答できないのではないでしょうか。

 

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