2012年6月アーカイブ

 能書

私の年代の人間は、子供時代に何も習い事をしていない人がほとんどです。今のような学習塾は勿論ありませんしせいぜいソロバン塾が有った位です。だが何か習う事が出来たのならやっておけば良かったのにと思うものが三つあります。

それは、音楽・絵画・習字です。

まず音楽は具体的には音符が読めて、何か楽器が弾けたら良かったのにと思ってます。それは、バイオリンとか、歌にもなった「もしもピアノが弾けたなら」は無理としても、せめてギターでも十分です。だが当時誰でも吹いたハーモニカの腕前からして私には楽器は何をやっても駄目だったでしょう。

次の絵ですが、これもせめて風景のスケッチ位が出来たらと思います。そうすれば、年賀状の図案に迷う事も無く、旅行の思い出も一段と深くなったのにと思います。だがこれも当時の工作の成績はともかく、図画の出来からみて無理だったでしょう。

さて最後の習字ですが、これは本当に習っておくべきと、深刻に考えてます。子供の時から字が下手で、この年になっても披露宴の会場の入り口で、筆で署名なんて言われただけで、そのまま帰ってしまいたくなります。こんな時に達筆の人をみると本当にうらやましくなります。得意の人はこれだけで、出席した甲斐が有るというものです。だからいっそのことそんな時に、今まで一度も使ったことのない日本語で「能書きですねえ」と言ってみますか。

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