2012年1月アーカイブ

そう

 テレビなどで相変らず、グルメ番組が盛んです。そんな放映を見て「おいしそう」なんて言ったりしますね。今回のほめる言葉は、この「そう」です。

例えば初対面の子供さんに「坊や賢そうな顔をしている」なんて言いませんか。これは会ったばかりでは、情報は何もありません。こんな時に具体的なほめ言葉は、見えすいたお世辞とも受け止められるかもしれません。そんな時に、この「そう」は便利です。又こう言われて当の子供も親御さんも、悪い気はしないでしょう。

 大人に対しても「課長、スポーツなんでも出来そうですね」なんて言えます。これは体型から来るのか、日頃のパフォーマンスからそう判断しているのか分かりませんが、言われる方もまんざらではないでしょう。但し体重100キロを超える様な人には、使えないでしょう。

 だだ、この「そう」は常にプラス評価とは限らないのは、いうまでもありません。「不味そう」「つまらなそう」なんてマイナスの言葉は、内輪向きにしか使えません。

 さてこの他にも、会話の相づちにも使えます。例えば「貴方の話しを聞いていると、陶芸ってすごく面白そう」と言ったとします。この場合は、二つのポイント稼ぎになると思われます。一つは、相手の話をよく聞いている事を表しています。もう一つは、相手の話が上手なので、そこまで興味を持ったと言えます。

 以上如何でしょうか

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清潔と誠実

 今は亡き石原裕次郎が、まだ結婚していない時に、どんな女性が好みですかと問われ「石けんの匂いがするような人」と答えたと、伝えられています。流石裕ちゃん、言うことも格好いいです。これは勿論、清潔な感じの人の意味だと思われます。

 また或る女性が、婚約発表のインタービュウに答えて「誠実なお人柄にひかれました」というのもありました。これも良いですね。どちらも容姿について、まったく関係の無い事柄ですから、私のような人間には、特にうれしいです。清潔とか誠実は、本人の意識、態度、努力等次第ですから、これについて誰もが異論のつけようがありません。

その事は、この言葉の反対を考えると、より一層はっきりします。それはすなわち、不潔、不実ということです。このような人に対しては、どんな物好きでも、そのことが魅力という人はいないでしょう。

 他の同じように「不」が付く言葉でも、例えば「不器用」という言葉などは、高倉健さんの役柄を見ても分かるように、むしろこれが魅力という場合もあります。

 そうなりますと、清潔や誠実は、人をほめる言葉というより、ほめられる為の基礎条件といえるかもしれません。

 ちなみに、売れない営業マンのイメージとしては、断トツなのが「清潔でない人」なんだそうです。

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 あけましておめでとうございます。

 今年の干支(えと)は、言うまでもなく辰です。動物では、竜を当てます。この字は本来は16画の「龍」ですが、今は10画となってます。リュウの他にリョウとも読みます。坂本竜馬や画竜点睛(注)がそうです。

 西洋には似て非なる「ドラゴン」という怪獣がいます。空を飛べる点は同じですが、口から火を吹いたり、もっぱら悪役となる処は映画等で見る通りです。一方の竜は、水に縁が深く、これから竜宮とか竜神、竜王とばります。我が中日ドラゴンズは、絵からすると竜の様ですが、時には火を吹くのもあり、一部では混同しているようです。まあいずれにせよ、両方の良い所どりをすれば、巨人や虎は相手にはならないでしょう。

 さて中国には、この他に鳳凰や麒麟(キリンビールのラベル)という想像上の動物がいますが、竜が最高位です。だから竜は皇帝・天子の別称ともなってます。

現在の中国の親達が、息子が立派になる出世するように願うことを「望子成竜」といってます。ちなみに今は亡きブルース・リーの中国での芸名は「李小竜」で、ジャッキー・チェンのそれは「成竜」です。また娘が美しく育つようにと願うことは「望女成凰」と言います。(鳳はオス)

 ところで、どこかの国の宰相は「どじょう」と自称している様です。がこういう人が国をどのように治めるのか、いつまで務めるのかも気になるところです。

(注)

画竜点睛は、語源からしても、ひとみの意味の「睛」でなければなりませんが、よく間違えて「晴」と書かれます。私も最近まで間違えていました。

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