2011年12月アーカイブ

数字に強い

 

 この言葉に似たものに「計算に強い」というのがあります。しかし私の経験では、この二つの言葉の意味するところは、大きく違っていると思います。というのも計算については、古くは算盤、現代では電卓という便利な道具があります。これを使うことにより早い遅いの差はあっても、加減乗除は誰でも出来るようになりました。さらに、千×千は百万、万×万は億の位になると知っているだけで、位取りが出来ます。この他にも12倍は(10+2)、25倍は4で割って100倍で良いというようなことを知っていれば、15×12が180、24×25が600であると暗算も出来ます。このような方法は計算にはいくつも有りますので、もはや計算とはいえないかもしれません。

これに反して私の最も苦手とする、数字を憶えるという事は、あまり方法がありません。

わずかに歴史の年号の794ウグイス平安京のようなものしか浮かびません。

私は以前にも書きましたように、電話番号では、固定電話でわずか二つ、ケータイでは0です。物の値段は一晩寝ますときれいに忘れています。私の持ち物で一番高いのは、おそらく眼鏡のはずですが、何万円台だったかも記憶にありません。

 しかしこのような数字に物凄く強い人もいます。これも以前書きましたが、電話番号を百位憶えている人を知っています。物の値段を何年経ってもすらすら言える人もいます。

 私の場合は、最近では加齢の影響もあって、人の名前も咄嗟の間に出ない事も多くなりました。この調子では同居人の名前も忘れるのも時間の問題かもしれません。

 こうなりますと単に「数字に弱い」だけでなく単なる〇〇ということでしょう。                                   

                       

 

 

 

 

 

 

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上海育ちですか?

 

 このほめ言葉は、現在ではまだ日本人相手には使えません。中国人のしかも(若い)女性相手のものです。この理由は以下をお読み下さい。

 日本の25倍強の面積を持つ中国では、当然各地の方言の差は、日本のそれと比較になりません。言ってみれば、フランス語とドイツ語位に違うといっても良いでしょう。※そこで新中国成立後(1949年)政府は、北京語を主とした標準語(普通話 )を定め、これを強力に普及させました。このお陰で、今ではこの普通語(プートンホワ)を話せば、中国全土ほぼ通じるようになりました。だが有力な地元の言葉(上海語・広東語など)は、根強く残っていますし、本人は標準語の積もりでもかなりなまっているのは仕方ありません。

最近の出来事です。若い中国人女性に会った時に、とてもきれいな標準語をしゃべりました。出身を問うと、案の定北京出身の人でした。そこで矢張り北京出身の人の発音は違いますねと言いました。ところがこの女性の反応は今一つでした。

 この理由は後になって分かりました。

それは中国では、ファッション、流行などは上海が最先端なのです。だから上海育ちの人は垢抜けていてセンスが良いというのが、定評になっています。これに反して、北京は首都ではあってもファションは野暮ったいし、まあダサイというのが、中国人の認識のようです。

さあこれでお分かりでしょう。 この時の正解は、「上海育ちにしか見えないのにきれいな標準語ですね」位に言うべきでした。

※「茶」は北方音では「チャ」に近く、これが日本に伝わり、南方音では「テ」に近く、これから英語の「tea」になってます。

 

 

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