2009年7月アーカイブ

 AとBの二人の社員がいたとして、その上司 又は お客様が、以下のように二人を評しました。

  Aは仕事は出来るが、礼儀を知らんやつだ。

  Bは仕事はまあまあだが、礼儀正しいやつだ。

 さあ、評者はAとBのどちらに、好意を持っていると思いますか。

 今 面と向って直接に何かを貰うか、教えてもらったり、手助けしてもらった時に、「ありがとう」とか「すいません」を言わない人は、まずいません。ところが時間的とか空間的に離れていると、なんらかの通信手段が必要ですし、有難味も薄れるせいか、礼を伝えるのを つい 忘れてしまい勝ちです。

 まさに礼を失して、失礼であり、無礼なのです。私もこの年までに、この種の失敗を何度やったか分りません。だがこんな事を繰返しますと、次に頼みづらくなりますし、多分二度と何もしてくれなくなるでしょう。

 こんな事を取り上げるのも、前回の発信で書いたように、自分の用事が済むと 後は知らん顔 のケースが、最近特に多く経験するからです。

 私はそうなる理由として、最近の通信手段の主流が、ケータイとパソコンのメールとなっている事に、大きく関係していると思っています。このメールという道具は、報告や連絡等の事務的用件には大変向いていますが、お礼を伝えるのには相応しくないのではないでしょうか。

 又よしんばメールの画面で「ありがとう」と表示されても、ちっとも感謝されているような気がしないのは、私がアナログ人間のせいでしょうか。 でも何もレスポンスが無いよりは、かなりましなのは確かです。

|

 私が或るセミナー主催会社で、講師をやっている事は、今までも何度か触れていますが、そこでの最近の出来事です。

その一. 受講者は大会社を中心とした、経理部門の新任の、サラリーマン、ウーマンが大部分です。東京での2日間のセミナー終了時の挨拶で、私の所属する団体での拙作「減価償却って何?」の小冊子を希望する方に送ります、と申し添えました。

 そして住所と希望部数を書いてくれた10名ほどに、名古屋へ戻ってから送らさせてもらいました。その後1人として何の連絡もありませんでした。

その二. 数日後名古屋でも同じ内容のセミナーを行いました。今度は講義前に全員の人に上述の冊子を配付しました。

さて数日後その参加者の1人から、冊子の奥付に書いてある他の冊子も送って欲しいとのメールが入りました。

 ところが冊子全部を送ると、中には相続の話や言葉のうんちくみたいなものも有り、大変な部数です。そこで必要な物をと先方に問い合わせをしました。するとすぐさま会計関係のものを全部下さいとのメールが返ってきました。

 そこで要望に添えそうなもので、手許の在庫にある10種類ほどを選んで、直ちに郵送しました。

 話しは以上で終わりです。その後、ウンともスンとも 何の音沙汰もありません。

|