2009年5月アーカイブ

 私が昔中国語を習った先生は、絵・書・胡弓も巧みで、科拳の試験が現在でも有れば、こんな人が合格するのだろうと思わせる才人でした。 この先生は講義の中で、中国が如何に優れているかに、よく言及しました。だから当時私の横の席の年輩の受講生が、先生そんなに中国が良いのなら、どうして中国へ帰らないのだろうと、つぶやいた事を今でも憶えています。

 そんな話しの中には、世界中の料理は、中国料理の中に全て有る、というようないささか夜郎自大的なものもありました。

確かに以前西安の宴会料理のコースで、日本の ぜんざい そっくりなものもありました。最近も胡錦潯主席御用達の店とかで、フランス料理といっても通用する前菜も食しました。

 まあこれ位のお国自慢は愛敬といえますが、現在の北朝鮮は論外として、韓国、中国での愛国教育はどんなもんでしょうか。 これらは一寸した事で裏返しの嫌日、反日に転じ易いですし、そうなった時に教育している手前、簡単に止める事も出来ない、まさに諸刃の剣の部分があります。

 これらの国に比べて台湾は、国としての微妙な立場も有るのか、そんな極端な愛国教育はしていないようです。又鄭成功(国姓爺・1624~1662)の母親は日本人でしたし、この時と国民党が金門馬祖両島を大陸反攻の拠点として以来、台湾が

戦場となった事はありません。こんな事も有ってか、台湾の人々の対日感情がすこぶる良い事は折紙付きです。

 翻って我が国ではどうでしょう。こちらは先の敗戦の反省反動でしょうか、むしろ愛国教育という言葉さえ憚る感じがします。私個人的には、日本人としてのアイデンティティの為にも、少しは有ってもしかるべきと思っていますが。

 まあそんな事よりも、ノーベル賞受賞者関連のニュースや、ワールドカップのサッカー、WBCの野球等に対する熱狂のような、一過性の愛国心?の方が無難といえば無難でしょうか。

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 私の住む名古屋では、昔から新聞に"ちらし広告"の入らない夕刊を、取らない家が多いので有名でした。朝夕刊セットで取るものとばかり思っていた私は、そのことを知った時は、一寸した驚きでした。それがさらに現在は増えているようです。だからでしょうか、私の地元では、新聞販売店が夕刊を購読する家には、随時、無料の展覧会の入場券をサービスしています。

 そんな夕刊で、私の読んでいるA新聞の4コマ漫画が連載中です。この作者の発想や諷刺の精神は、私はかなり買っていますが、どうも絵に違和感がありました。ところが或る時、作者が私と同じ高校の卒業生で、年のかなり離れた後輩であることを知りました。すると妙なもんで、絵は好きにはなれませんが、こんな画風もあるのかなと思えるようになりました。

 さて私の知人にGさんという人がいます。この人の出身校は、世界的に有名である指揮者の小沢征爾さんも卒業生であるT学園です。このGさんとある時話しをした時に、たまたまあの大ヒット曲の「千の風になって」が話題になりました。 するとGさんは、これを歌っているAさんは、顔も悪いし歌も下手だと言い出しました。

 私はびっくりしまして、何て返事して良いのか困りました。私は音楽のことは判りませんが、印象はまったく逆でしたから。

そしてGさんが何故こんな言い方をするのか、考えてみました。

皆さんも一つお考え下さい。・・・・・・・・

 私の推理はこうです。この歌手Aさんの出身校は、確かK音楽大学です。だからもしAさんがGさんと同じ学校の出身だったら、こうまでは言い切らないだろう。ひょっとすると、私と同じ受け取り方をするのではないかということです。

 どうです、この推理、私はかなり自身があるのですが。

 

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