2009年4月アーカイブ

 私の小遣いの支出内訳は、相変らず酒食費が大部分を示め、図書購入費などは微微たるもので、統計を取るまでもなく、不勉強で恥ずかしい限りです。

 ところで百年程前にイタリアの経済学者パレート(1848~1923)が、国民所得の分布を調べ、少数の人が富の大部分を占めている事実を発見し、その不平等度をパレート図として表わした事は、経済学が教える処です。

 そしてこの手法は、その後QC(品質管理)に応用され、QC七つ道具の一つとして現在も利用されているのは、皆さんもよく御存知でしょう。

 いずれにせよ世の中の出来事は、案外に平均的に起こるのでなく、片寄ることは経験上も云えます。

 ところが少し前までは、日本は一億総中流とか言われ、世界でも類を見ない貧富の差の少ない国と言われました。

 それが残念ながら現在は、格差社会とかワーキングプアなんて好ましくない言葉まで、見聞きするようになりました。(元々みんなが中流だと錯覚していたのかもしれません)

 ここで話が大きく飛ぶのですが、実は私はかねてから一つの持論があります。

 それは教育の場で、世の中は決して公平でもなく平等でもない事を、子供の時にもっと教えるべきではないかという事です。

 銀のスプーンと共に生まれて来る子供もいるし、飲み水にも事欠く国に生まれる、運不運もあります。

 だからこそ勉強したり努力する事が必要なのです。又夢や理想を持つ事が一層大切なんだ。 と幼い内に強く教えて欲しいのです。

 と、だらしない生活を送ってきた人間が言っても、あまり説得力はありませんか。

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 私がよく見るテレビ番組で、先日ゲストに対して、貴方が不公平と思われる税制を書いて下さい。というのがありました。予想通りというべきか、以下のようなものが出ました。

1.租税特別措置法

  これは国の政策上の必要から、特定の税の軽減、免除や、税額の計算等について特例を規定するものです。(始めから公平を意図していません。)

 だから時には、金持ち優遇だとか、国をあげてのダンピングなどと外国からも非難されることも生じます。

 ごく最近も景気刺激策として、贈与税の優遇措置が決まりそうな風向きです。

 卑近な例では、上場株式に対する配当とか譲渡益に対する優遇措置があります。私は以前ある会社の元役員の葬儀の会場で、列席者から何故当社の配当の税金は、20%引きなのかと詰問された経験があります。(上場会社は10%です)

2.(巨大)宗教法人に対する課税

 よく知られているように、宗教活動に伴うものは非課税とされています。

 しかし、どう見ても物品販売に等しい、絵馬、破魔矢、熊手のような物は、せめて消費税を課税しても罰(バチ)は当たらないと思うのですが……

3.公益法人

 漢字検定協会の事件で、図らずも国民も知るところとなりました。一体全体、公益と私益の線引きはどこにあるのでしょうか。

 さて、以上の他にもまだまだ知らない、判らない税制が沢山有ると思います。そこで我々国民も、税の使途は勿論、税の集め方にも目を向ける必要が有ると思いますが、皆さん どうお考えでしょうか。

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