二つのことわざ
わが国の中国との貿易額は、とうとうアメリカを超えたようです。こうなると、好むと好まざるに関らず、中国との関係はますます深くならざるを得ません。しかしこの近い国に対しては、対アメリカとの国民感情とでは大きく異なる点があります。
それはあちらからすれば反日であり、こちらからはその裏返しである嫌中です。私は嫌中については毒ギョーザ事件のように、相手の出方次第では、いくらでも変わることが可能と考えています。しかし反日については、向こうの愛国主義教育や共産党政権の都合や、かつての江沢民のような例もあり、こちらではなんとも手の打ちようがない気がします。
そこで、今回は、そんな中国を理解する言葉として、私の独断で二つの成語を紹介したいと思います。
1 「指桑罵槐(ジサンマカイ)」
これは文字通り、クワの木を指してエンジュの木を罵るということで、意味は、俗に言えば「あてこすり」であり、「本当の狙いは別にある」となります。中国人がよくやる手法として有名です。
2 「賊喊捉賊(ソクカンソクゾク?)
泥棒が他の泥棒を捕まえろと叫ぶ。悪人が他人を悪人呼ばわりして自分の悪事を隠そうとする例えです。転じて、自分への追求を逃れるために、わざと人の耳目をそらそうとする、という意味で使われます。
いかがですか? これからこんなことが考えられます。
中国側が今後も、70年もの前の南京大虐殺や賠償問題、靖国神社参拝等々を、ことある度に、持ち出すことがあるでしょう。これは、天安門事件やチベット・ウィグル問題、今後ますますひどくなる格差問題等が起これば、それらから国民の関心をそらすために、使うのだろうということです。
折しも日本では、失言癖のある人が国の代表に選ばれたようです。この人が対中国で、またどんな失言するかも心配です。願わくば、こんなことわざを連想させない、大人(タイジン)としての中国の対応を期待したいものです。
お知らせ
中国のことわざを中国語で学ぶ会を
毎月 第 1土曜日 午後 1時半から
2時間 行っています。( 10月は 4日)
場所 名駅前 大名古屋ビル 3階
I.C. NAGOYA 内
費用 資料代 毎回 500円
連絡 052-833-9355 内田宛