2008年2月アーカイブ

 「科学とは分類すること」という言葉があります。誰が言い出したのか知りませんが、仲々上手いことを言っていると思います。

 例えば交通事故を減らそうと考えます。そこで事故の原因を人に求めると、酒気帯び、スピード違反、居眠り、信号無視、年令等が出てきます。又 発生を 月別、曜日別、時間別、晴天、雨天等に分けることも出来ます。その他 車そのものに原因を探すこともあります。このように分けて考えることによって、事故防止の有効な手段が出てきます。まさにQ.C(品質管理)で言う要因解析です。

 我らが複式簿記の世界もまさに勘定科目という分類と、それにより資産、費用、負債、資本(純資産)、収益の五つの大分類が出来、これから貸借対照表と損益計算書へ進みます。

 ところで このような分類を人に当てはめると、血液型による四つの分類が、特に根強い人気(?)があるようです。

 ところで私は最近こんな分類を考えています。

 それはある程度の年令の人の分類に、その人が読書が好きかどうか。好きだとすると、どんなジャンルのものを読むか等です。ノンフィクションかフィクションか、歴史物かハウツー物か、純文学かどうか、古典か現代か、翻訳物か日本のものか等々です。又 好きな作家は誰か等々です。

これらが分かると、その人と話が合うか、気が合うかどうかなどもかなり正確に判断がつく。又結果として、合う合わないが納得出来るのではないかと考えています。但しこの方法は、相手とかなりコミュニケーションを重ねる必要があり、時間が掛かる難点があります。

 と こんな話をある人と話したら、その人は ハウツー物は読書に入らないよ と指摘されました。 なるほど。

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 中国人の待ち望んだオリンピックが開かれるのは、御同慶の至りですが、いくつか気になる事があります。

1.暑 さ

 北京の西北には2000m級の山もあり、海からも離れてますから、夏は40度を越す日もあり、湿度もかなりです。そこで陸上の花マラソンは午前7時半にスタートのようですが、それでも暑さの故、意外の人がテープを切るかもしれません。

2. 水

 経済発展や農業の為に、中国各地の水不足も深刻で、北京もその一つです。競技関係や外国人観光客を優遇すれば、おそらく一般市民は、断水などの犠牲を強いられるでしょう。

3.車の渋滞

 既に環状高速道は第5環まで有りますが、市内の渋滞はひどいです。だから期間中はナンバーの奇数偶数で走れる日を交替するようです。それでも外部から来る車や仕事関係で大変な数でしょう。観光客も地下鉄や自分の足、場合によってはレンタサイクルの利用も必要かもしれません。

4.大気汚染

 地形と気候、車の排気、冬の石炭による暖房、工場の煙突等で、北京の空気の悪さは日本の比ではありません。その為、製鉄工場の移転や操業停止などをやっていますが、遅きの感がします。多分有力出場選手は、コンディション維持の為、大会直前まで選手村に入らないでしょう。

5.チケットとホテル

 大会まで6ヶ月を切ったのに、未だ旅行社の観戦ツアーの売り出しがありません。これは入場券と旅館の確保と値段交渉が上手くまとまらないせいでしょう。特に入場券は中国特有の事情(一部特権階級やコネ重視等)で、人気種目は入手困難でしょう。又物価の便乗値上げも予想されます。

6.マナーとトイレ

 最後にプラス面も触れます。それは、痰や唾を無闇にしない、バスや地下鉄は行儀よく並ぶ、店員のサービス向上などは、国をあげて指導しています。それに悪名高い(公衆)トイレの改良も、北京から全国に広がる事が期待されます。

 

(おことわり) 前回「8」と「発」は、広東語で同じ発音だと、中日辞典(小学館版)や多くの本の説を、そのまま借用しました。しかし念の為広東語辞典を引くと、全然似ていません。という事は広東語の中の方言がそうなのかもしれません。中国は広いですから。

 

 

 

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 私は色んなカルチャースクールを受講というより参加した事があります。その中の変り種に「作詩教室」というものもありました。 一回2時間で合計4回の短いものでしたが、今でも記憶に残っているものが2つあります。

 その一、講師は地元の高齢の流行歌などの作詩家の方でした。残念ながらこの先生の作詩でのヒット曲はなかったようでした。それはともかく、この先生が絶賛した詩がありました。それは、さだまさしの「精霊流し(しょうろうながし、しょうりょうながし)」でした。これには私も異議はありませんが、好みを言えば他にも「神田川」や井上揚水のものもいいのじゃないかと思います。(最近の歌は知りませんので)

 その二、講義の最初に先生が作詩の勉強の為に、是非買うようにと薦めた書籍があります。

さてそれは何でしょうか。一寸考えてみて下さい…。

「国語辞典」でしょうか。いい線ですね。さだまさしさんは、いつもこれを携帯しているとの事です。実はこの先生が強く薦めた本は「歳時記」でした。これは俳句の季語、季題を集めて、春、夏、秋、冬、そして新年に分類し、その解説や例句として有名な句を載せてあるものです。だから日本の風土、生活に関する百科事典のような面を備えているとも言えます。

私は先生の言に従い大部のものを購入しました。しかし残念ながら私が作詩に興味を持ったのはその時だけでした。でも今でもたまに名残りの本を開くと、日本の美しい自然やなつかしい行事もあって仲々良いものです。ただこの美しい風景と共に、日本語として残して置きたい言葉までも、どんどんと無くなっていくような気がするのは、私だけではないような気がします。

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 前回のサザエさんと株価の話は、以下のように考えることも出来ます。

1.まず変化に気が付くこと。これが全ての始まりです。変化に気が付かなければ、適切な行動はとれません。(貴方は奥さんや御主人の変化に気付いていますか!?)

2.次にその原因を考える。トヨタさんで言えば「何故」でしょうか。

3.そしてその影響するところ関連している事に思考を進める。

例えば、あるお得意先の売上が減ったとすると、その原因が、お得意様の事情によるのか、当方の対応のまずさか、価格などで他社に転注されたか等を考える。そしてその結果、売掛金残高や在庫はどうなっているか等を考える。もし売掛金残高が減少していなければ、回収期間が長くなっている、不良債権がある等の可能性があります。

 次に100人のお買上客の内1人を無料にするのは1%の値引きに相当するのかという話です。私は、これは平均のマジックと思っています。というのも、その該当者が1万円の売上額なら確かに1%の値引き相当ですが、もし10万円ですと1割の値引、逆に千円ですと0.1%の値引にしかなりません。これはサイコロの出る目で学習したように、分母が万とか百万とかの多い場合に言えて、少ない場合はかなり片寄りが出ます。

 又平均というと最も多い数のように思えますが、これはかなりあやしいと私は考えています。それで「平均」という数字が出たら「ほんまかいな」と疑う習慣を皆さんにも推奨いたします。だから各世帯の平均貯蓄額とか家族旅行の年間平均回数などは、うんと多い人と逆にうんと少ない人の結果であって、決してあの数字に近い人が多数派ではないはずと、家人を説得しています。

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 こんな経済上のジンクスがあるそうです。それは「サザエさんの視聴率が下がると株価が上がる」というものです。これは以前テレビでも言っていましたので、御存知の方も多いと思いますが、理由はこうです。

 視聴率が下がる→見ない人が増えた→家に居ない→外出している→レジャーや外食をしている。…すなわち消費が拡大して景気上昇に連なる。株価が上がる。

 もしこれが正しいとするなら、単なるジンクスでなく立派な経済理論といえます。そうなるとこれはサザエさんでなくて「ちびまる子」でも良い訳です。

 もう一つこのテレビ番組で森永卓郎さんも言ってましたし、「さおだけ屋はなぜ潰れないか」でも書かれた、心理的な面白い話があります。

 それは今、100人のお買い上げ客の内、1人だけが代金が無料になる、或いは50人中1人が無料になるというセールスを始めると、お客さんはかなり増えるのだそうです。

 しかしこれはよく考えると、丁度タダになった人が100人、50人の平均売上金額と同じとすると(この前提条件を森永さんもさおだけ屋も触れてませんが)、こうなります。

 それは売る側からするとわずか1%或いは2%の値引きをしたに過ぎません。だがお客にとって、タダになるというインパクトと、1%、2%の値引きとは比較になりません。

 だからこういう心理を利用して、売上拡大・利益増大につなげる業者もいる訳です。

 この事については次回で今少し経理的に考えてみたいと思います。

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 私は自分の足で歩いて、この目で見る好奇心は、かなり強い方とは思いますが、電子辞書を除いてメカ的なものは一切駄目です。(大体 電子辞書をメカの一種と考えるのもどうか)

それでパソコンには触らない、車の運転は出来ない、そして携帯電話は持ってません。その他メカとは関係ありませんが、ゴルフもしません。

もっともゴルフは止めたという方が正確かもしれません。今から30年近く前に6ヶ月ほど週1回のゴルフスクールに通ってからデビューして、10回ほどコースにも出ました。あわやホールインワンというのも一度経験しています。しかし何故か雨に何度も合うし(ラグビーじゃあるまいし と思ったり)プレー中に酒を飲むのも覚えるし(10年早やい と言われました)、同行者やキャディーさんに気を使うのにも疲れる等で、きれいさっぱりやめました。

 しかしどうやら携帯だけは持たざるを得ない情況になりました。

というのも先日も某税務署に行った折に、事務所に連絡する必要が生じましたが、なんと公衆電話が撤去されていて、署の人に教えてもらった、かなり離れたコンビニまで行かざるを得ない事がありました。又、マンションなどに事務所を構えている処に用事があると、電話連絡しないと、ドアーやエレベーターが動かないという事態も増えました。

こうなると、電話が手許に無いと、なんともなりません。

 という事で、不本意ながら携帯を持つ事にしましたが、電源は入れません。 公衆電話の用が足せれば充分と まだ考えています。

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 春が近付くと楽しいものですが、3月15日(今年は3月17日)まではいささか憂うつです。

 というのも確定申告という関所があるからです。

 ところでタイトルの後半は何でしょうか。正解は「権利の上に眠る者は、これを保護せず」です。分かり易い表現なら「法律上ちゃんと権利があっても、それを知らない者(眠る者)に対して、法律は何等の手助けもしない」くらいでしょうか。これは特に税法に対して当てはまる言葉です。例えば、家族の国民年金の負担を「年末調整」で申告しなければ、会社は控除の方法がないし、医療費控除は確定申告しなければゼロです。

 まさに知らない、実行しない方が悪いということです。随分と冷たいようですが、これは致し方ないということでしょう。課税側が各人の特殊事情まで把握することは困難です。知ったとしてもマイナス要素は本人の行動にまかせています。但し、税金が増える場合は、本人が不注意だろうが何であろうが、当然びしびしと課税してきます。俗に税法が取り主義だといわれるゆえんです。

 こうなると法律を知っていて、その権利を行使するということが如何に必要かとなります。だと言っても全ての法律を自分でマスターすることは不可能です。だから何かあるか、ありそうな場合は、専門家か知っていそうな人に「聞くは得々、聞かぬは損々」となります。これからも大事なお金のこと以外にも、皆さん権利の上に眠ることのないようにしましょう。

 かく言う私も、自分の確定申告で、家族の医療費控除を忘れて、確定申告を再提出するというドジを踏んだことがあります。

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 今月はうるう日があります。 と言う事は、オリンピックの年です。 そう 2008年8月8日午後8時(もしかして8分)に、北京で開幕されます。この「8」の数字が続くのには、昼間の暑さを避け、光の演出を意図する以上に、中国人の縁起かつぎと大いに関係が有る事は、間違いありません。 但しこれは、日本の「八」が末広がりだから縁起が良いとは異なります。

 それは中国人(でなくても)大好きな 金儲け と関係が深いのです。

 中国語の標準語(普通話)では「8」と「発」の発音は異なりますが、香港の人達などが話す広東語では「8」と「発」は同音です。(香港も中国の一部となってから、標準語が普及しつつありますが、まだまだ広東語が優勢です)

 この「発」が実は「発財」すなわち「金持ちになる」に通ずるのです。だから正月の「お目出度うございます」に相当する言葉として「恭喜発財」といったりもします。

 このような事から広東地方だけでなく、中国全土としても「8」が縁起の良い数字として定着したのだと考えられます。だから 車のナンバープレートや携帯電話で「8」が並ぶ番号が 非常な高値で売買され、ニュースにもなる訳です。

 なお「518」も「我要発」、すなわち「私は金持ちになる」に通じ、ホテルの部屋番号などで人気があります。

 このように中国人のお金に対する執念は、並大抵ではありません。これからすると、我が名古屋市のマークは「○の中に八」ですから、中国人はうらやましいでしょう。

 

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