税金一口メモの最近のブログ記事
今年もすでに11月に入り、年賀状の販売が始まりました。もう年末の準備です。
一年を振り返りますと、法令違反によって多くの企業が社会的にも法令的にも制裁を受けました。中には企業生命が絶たれた所も出ました。中国の食品会社の法令違反は本当にすごかったですね。自衛隊や地方公共団体の違反も随分目に付きました。
庶民的には「飲酒運転」による事故、事故を起こして懲戒免職になったなどの報道がありましたが、被害者のことを考えれば当然のことであります。
たった一人の従業員が犯した法令違反が、会社を潰すほどの信用を無くす時代です。社内風土を「法令に遵守」「損得より善悪を優先」するように、改革していかないと今後の会社経営は成り立たなくなります。
私たちの税理士業界においても、税理士は脱税を教えるのが仕事、ごまかした税金を上手く隠すのが能力が高い、などと思っておられる納税者にお目にかかることがあります。趣味というか、脱税中毒というか、税務署に怒られても怒られても直らない、古きよき時代の方がおられると、良く酒のツマミで出てきます。また、新聞にエーーこんな会社が脱税したのナゼ。
会社の製品を作る時には完全主義者の社長が、ナゼ事「税金」になるとコンプライアンスを守れない人に豹変するのかわかりませんが。会社一丸となった法令順守がこれからの企業活動に求められる最低限の素養になる時代です。
道路特定財源が問題になっていますね。
1リッター25円の税金ですって、無くなってしまえば良いと思うのは、車に乗る人なら誰しも気持ちは同じ?。
消費税が導入された時、物品税は廃止、当然ガソリン税も廃止になるのが当たり前だったのですが、道路族の皆さんが頑張られて、利権として残し道路を作らなければなならないシステムを構築し続けた。「国民は道路がほしいのではない」豊かな交通手段、便利な交通手段がほしいのに道路だけが交通手段であるかのように・・・・。
年を取ったら車より電車やバス、早く行くなら高速道路より飛行機や新幹線、ゆっくり行きたいなら汽車や船、環境にもやさしく将来の維持費も少なくて済む。こうすれば廃線もなく、新たな交通概念が出来上がっていったのに。
ガソリンにだけ特別に税金をかけるのではなく、消費税全体を考え直すべき時期ですね、利権にこだわり続ける政治家や役人、業者のために国政を私物化してもらいたくはないね。
NHKも同じだね、国民はためになる良い番組を求めているのに,NHKを存続させるためだけに受信料をNHKだけに納める仕組み、受信料は良い番組を作った放送局に、製作者に使われる仕組みを作らないと,NHKで利権を貪っている人のために、受信料を税金のごとく取られる(搾取される)羽目になっている。
政治家と役人と特定業者の利権が、何の関係もない国民から銭を吸い上げるシステムを作り出していく。あたかも払わない者が、協力しない者が、悪者であるかのように。
税 目
所得税、法人税
業 種
全業種 自動販売機を設置している方
調査内容・非違内容・記帳上の注意事項
店先や道路に面した余剰地、工場内や社員食堂に自動販売機を設置している場合の売上げ計上について、わずかではあるが税務調査に際し問題になるとがあります。
自動販売機の管理方法には、自動販売機の所有から商品の出し入れ売上金の回収まで全てこちら側が行うケース(自己販売型)、機械は業者もちで、商品の仕入れと売上げの差額を一定料金いただくケース(販売委託型)と、販売数量に応じて分戻しをいただく(設置手数料型)に大きく分かれますが。
1. 自己販売型は、決算日に機械の売上げを締め、つり銭を確認し、機械内外の商品の在庫を確認して決算する必要があります。
2. 販売委託型は、商品の所有権は業者側に帰属しますので商品の棚卸は一般的には必要ありませんが、決算日までの手数料の未収分と商品の未払い分の計上をする必要が出てきます。
3. 設置委託型は、単純に設置費用と使用電力量の実費弁償代金に該当しますので、業者側から精算金をいただいたときが収益計上時期と考えられます。
このように、同じ自動販売機を設置してある場合でも、その収益計上時期や決算手続きが異なってきますので要注意です。
改善点・改善方法
従業員の福祉目的の設置なら、設置委託型に切り替え一切の取扱いを業者に任せてしまうのがいいでしょう。
また少量の取扱いなら、従業員親睦委員会等に任せて会社の管理権を外してしまうのも一案です。
税 目
所得税、法人税
業 種
旅館、自動車用タイヤ、飲食店、居酒屋・スナック、
事務機販売・電気製品販売
(数量を確認できる業種)
調査内容・非違内容・記帳上の注意事項
旅館業で数量を確認できるものとしては
シーツや寝巻きの洗濯枚数、朝食に出す袋入り海苔の数と宿泊人数との確認
自動車用タイヤ販売
タイヤにはサイズごとに大きさの番号が入っています、このサイズ番号の仕入れ本数と販売本数確認
飲食店
ビールの仕入れ本数、うどんやそばのような玉の仕入れ個数、酒の販売数量と一升瓶から取れる杯数がテーブル伝表の販売個数に一致しているかの確認(宴会等が入っているときや飲み放題になっているときは酒やビールの個数確認は難しいですが)
居酒屋・スナック
お絞りの数、ビールの本数、カラオケのカウント数、ボトルの仕入れ本数とテーブル伝票や客数との確認
事務機販売・電気製品販売
事務機も電化製品も数は沢山ありますが、後のメンテナンスの関係で、販売先や配達先また販売商品の品番等を記録しておくのが原則ですので、何時何処に何を販売したか販売台帳から一目瞭然です、売上金額との確認はきわめて容易です。
改善点・改善方法
仕入れ本数等と販売本数が合うようにテーブル伝票に記入間違いがないように注意する、サービスや小分け分量とで誤差が出るものはその誤差がどれくらい出るか自分なりに計測しておく必要があります、また自分で自家消費する分に関しては、その月間または年間数量を自主的に自家売上げとして計上しましょう。
税 目
所得、法人
業 種
飲食(テーブル伝票とレジシート)
調査内容・非違内容・記帳上の注意事項
飲食店等でお客様からご注文を受ける際、テーブル伝票に注文内容を記入しお帰りの際レジで決済するシステムにより売上げが確定する業種では、税務調査にあたり以下の点が調査のポイントになります。
1. テーブル伝票に通しナンバーが入っているかどうか、印刷されている伝票を使っていれば理想ですが、市販のものですとナンバーリングで通しナンバーを付けておくとよいでしょう。
従業員さんへの内部牽制にもなります、書き損じたものも残しておかないと売上げを除いたと疑われます。
テーブル伝票とレジシートの打刻記録が一致すれば売上げはもれていないことになります。レジシートもワンロール切り離しが出来ないのが理想ですが、毎日集計ごとに切り離すことが出来るものは、切り離しの切り口に繋ぎ印(割り印)を押しておく必要があります、レジシートのワンロールの長さわきまっていますので、途中でレジシートの用紙を切り取ったりしますと、やはり売上げをはずしたと誤解されますので要注意です。
2. 常連のお客様の中には、お支払いをまとめて(付け)でお支払いになられる方がおられますが、本来の収入計上時期は、売上げが発生したとき(飲食されたとき)ですが、このような取引が何人かに及び、掛売りをしなければ成らないほど頻繁に発生するときは、貸し売り帳を付けることになりますが、一般的には入金までテーブル伝票をまとめて置き、代金入金のときに、合計でレジに入金処理すれば問題はありません。ただし入金が決算日をまたいで翌月入金されるときは、決算月のみ売掛金計上を忘れないようにする必要があります。
3. コーヒーチケットのように前売りで販売する売上げの計上は、チケットの販売時が売上げの計上時期であり、チケットの利用時期はレジを打たないようにする必要があります。
4. お客様の中にはお知り合いの方や、お世話になった方で料金のおまけやサービスをすることがあるかと思いますが、たとえ代金をいただかなくても商取引に該当します、売上げと接待交際費が同時に発生したことになりますので、テーブル伝票にはサービスと記入しレジ打ちしないことになります。会計帳簿には売上げとサービスの両建て記帳をしてください、消費税も変わる事になります。
5. 従業員さんが、店内商品を飲食するときには、従業員価格(原価相当分のみで可)を定めておき、やはりレジを打つように教育しましょう、原価に関する教育の一環にもなります。
改善点・改善方法
全ての売上げをテーブル伝票に記入し、レジに打ち込む、出来ることならレジうちは、従業員が行う、従業員価格等をきちんと決め、身内だからといい加減にしない。
原価意識のないところにもうけは出ない。
税 目
所得税、法人税
業 種
仏壇販売、墓石販売、自動車(中古車)販売
調査内容・非違内容・記帳上の注意事項
上記のような仏壇や墓石、自動車のような比較的数のしやすい販売、移動の確認しやすいような商品で、しかも販売先がはっきり特定でき、商品になるまでに仕入先や加工修理等で取り扱い業者との取引内容が納品書等で把握しやすい物品に関しては、仕入れから販売までの個数の出入りを確認されます。
例えば;仏壇なら商品になるまでに、木地屋、塗屋、彫屋、金物屋、金箔屋と職人を通らなくては出来ませんし、ご宗派によって商品も違うのですから、仕入先から販売にいたる一連の流れがきちんと帳簿上出てきます、仕入れや外注があって販売が出てこないのは在庫になっていない限り売上げ漏れといくことになってしまいます。
墓石に関しても、大きさや色、石の種類よって仕入れ本数が確認され、販売にあったては、字堀が入りますので、仕入れから字堀と設置工事、また工事記録簿や予約帳から売上げを追跡できます、まれに親族への販売で販売先と墓碑銘が異なることがありますがこのようなときは、納品書や工事台帳に記録しておくことが必要です。
自動車の場合は、ナンバーや車体番号等で入出庫が確認されます、また古物商の記録も必要になり仕入れ個数と販売が比較的容易に把握されます、廃車等にしたときは廃車に要する手数料等も発生しますので、数量計算が可能なこのような商品は、個数管理をきちんと行っておく必要があります。
改善点・改善方法
入出庫台帳の整備と商品の登録番号か個別名称(符号)の管理が必要です。
- 森 久士(もり ひさし)
- 1948年(昭和23年)2月23日生まれ
69年愛知学院大学卒、同年原会計事務所入社
78年税理士登録、同年森会計事務所(SMASH経営の前身)を開業。 2002年10月に「森会計事務所」と「原会計事務所」が合併し「税理士法人スマッシュ経営」を設立。2006年12月に名古屋オフィスをオープン。 関連企業として「㈱SMASHメディアリンク」、「㈱SMASHエフピー経営」、 「SMASHビジネスコンサルティング㈱」、「行政書士法人SMASH申請代行」を設立。